開店の日

11/02に大井町駅前に有名なY電機がオープンして、最初の三日間はオープン記念大売出しでもあり、きゅりあん(総合区民会館)共用の地下駐車場は車で沸きかえり、なかなか入れない大混雑。いつもは守衛さん一人の入り口整理員だが、この三日間は警備会社から臨時に三人ほど増派されていてものものしい。

私は、このY電機については、日経新聞土曜日付録の同社の広告が大好きで、必ず見てきた。同じ日のライバルの広告よりデザインも良いし、内容的にも良いように思う。

いよいよそのY電機がわが町に出店してくれたか、これからはヒマさえあればこの店へ行ってゆっくり暇つぶしが出来るな、とほくそ笑んだ。

さて、その初日だが何かと忙しくて、昼間は素通りぐらいしか出来なかった。一日が暮れ、夜ヒマになって時計を見ると21時。

同店の営業時間は「朝10時から夜10時まで」と面白い。それを思い出して、(イヤ、夜10時までオープンというのも悪くない)と、閉店間際、2Fのカメラ売り場に走って行った。何を買うかは、とうの昔に研究済みである。まっすぐお目当てのキャノンパワーショットSX100売り場に行って、39900(ポイント10%)でさっと買った。開店祝いだ。

飛んで帰って、まずはリスト・ストラップを付ける。と言いたいが、これがなかなか付かない。なんて付けにくい設計なんだろう。かのキャノンでもぜひ直してもらいたい設計が二三事例ある。
プリンターのケースが改悪されている。LBP1110が同3000になって悪くなった。マニュアルが小さすぎて読みにくい等々。

サイパンで使い始め

11/08~11、このSX100をサイパンに持って行った。10倍ズームはたいへん役立って、かなり思うような写真が撮れた(前月参照)。その中の何枚かは、背景のボケも良かった。(ただ総じて、画質がG7より甘い気がする。)

11/12、サイパンから帰った翌日、徳島へ持って行った。朝の散歩で、まっ黄色に色づいたイチョウを城山公園の下で撮ったが、見事にボケる。これは良い!

この後、12/04に高尾山にもみじ撮りに持っていった。寒い日だったが、やはりもみじを背景をぼかして撮ることができた。嬉しい。

(そんなに言うのなら、いっそ一眼レフで撮れば?)と思われるかもしれない。
私は、軽い、安い、小型軽量・高性能で撮りたいのだ。重い、高い機械を使うつもりは毛頭ない。

校内マラソン大会

12/06、孫の校内マラソン大会にこれを持って行く。マラソンや駅伝をデジカメで撮るのは難しい。シャッターを切ったときには、走者は画面の外に出ていて、背景だけが写っている。(8ミリなら問題ないのだが、、。)

そこで「連写」だ。めったに連写などは使わないのだが、その使わない連写を今日こそはやらねばならぬ。そこであらためてマニュアルをひっくり返したが、どこにも、後ろの索引の「れ」のところにも連写の項はない。

あれ? この機械は、連写も省いたの? そんな~、と思って、なおも徹底的にマニュアルを穴のあくほどひっくり返すと、あった! 「連続して撮影したい場合は、、」と書いてある。よかった、「連写」はあった! それにしてもなぜ、連写なら連写と書いてくれないのか?

ともかく、この機能を使ったおかげで、下の子の走りもうまく撮れたし、上の娘の走行もたくさん撮れた。その上の娘いわく、「連写ね、これ」。なんと、いまどき子供でも知っている単語ですぞ。

SX100は、気軽にそれらしい写真が撮れる機械です。それにしても、いざ難しい写真を撮るときには、G7で撮るつもりです。

(KK西研究所・所長 西 順一郎)