三年続きで五月の連休は、飽きずに奄美大島。我々は一日から、息子たちは二日から。そして、五日に一緒に帰る。

 今日四日は、誰かさんは例によって潜りに行き、残された私は息子ファミリーと五人で大島ドライブ。行きに回った裏大島も良かったが、本命は「マングローブ・パーク」。ここのマングローブは、西表に次ぐ日本第二のそれだとか。

 息子たちは昨年もやっているので、申し込み方も手慣れたもの。なんと三人が一人一艘のカヌーだって? 二人で乗るのは、小1の孫次男と高志の奥さんの組だけ。 1430、いざスタート。やってみると、いや簡単簡単。

 総勢二十数艘のカヌーが、マングローブの川の中をのんびりのんびり下ってゆく。インストラクターが四人。リーダーが大声で解説する。「ひるぎには、男ヒルギと、女ヒルギがありまして、、」。なるほどなるほど、、、。

 ふと見ると、前方にタヒチの女性そっくりの髪の長い乙女ヒルギの乗ったカヌーが、、。なぜか私のカヌーが ともするとそっちに寄って行きたがるので、抑えるのに苦労した。

 途中、マングローブのトンネルのところで休憩と写真撮影の代行サービスもあり、元のスタート地点へ帰ってきたのは70分後の1540。 艇から下船したタヒチの髪の乙女は、まだあどけない小学3~4年生のようだった。

(KK西研究所・所長 西 順一郎)