昨日は、写真友達と二人で、千駄ヶ谷駅から、新宿御苑→明治神宮を回った。久しぶりの御苑は、ちょうどバラの最盛期にあたり、世界の珍しい豪華なバラが、まさに色とりどり。あまり多いので、バラは途中で切り上げて、英国庭園・フランス庭園・日本庭園と回ったが、特に日本庭園のほうはあまり来たことがないので、再認識させられた。また来るとしよう。
そのあと、こっちはそもそも僕の提案であった明治神宮へ。北側から入るのは初めてだった。 どこか伊勢神宮に似てはいるが、伊勢がはるかに上。
何はともあれ、本殿にお参りしなくては、、。おびただしい絵馬が下げられて、「お初穂料はお気持ちで、、。」などと書いてある。見ると、ビルマ語なのか、中近東なのか、よく知らないが、例の右から左に書く図案文字が目につく。 あと、中国語もあるみたいだが、よく見ると旧漢字書体で書いてあるので、どうやら台湾の人らしい。台湾語のがたくさんある。
参拝者も外人が多く、目の前でも20人ぐらいの集団がいて、ツアコンが盛んに説明しているが、これもどうやら台湾ではないか、、。先のたくさんの絵馬にしても、参拝者の数にしても、予想より多いのは外人の多さであり、日本人の絵馬も 姿もかなり少ない。何かおかしいのではないだろうか。これで良いのか?
中国本土は少ないようだ。台湾はなぜ多いのか? 明治時代の児玉源太郎時代の台湾統治が良かったのか、終戦後の李登輝の名采配によるものか? いずれにせよ、ありがたい話だ。ともかく、自分も何十年に一回でなく、もっと頻繁に来んといかんなと痛感した。
(KK西研究所・所長 西 順一郎)