昨29日は、第97回倉吉MG終了日。1828に姫路に着いて、1849に新幹線に乗り換える20分間に、弁当とお酒を仕入れなきゃならん。

まず、駅弁やで物色すると、松前寿司というのが1350円で高めだが、イメージが合う。「お酒は?」と聞くと、お酒は隣の土産物屋になっております、という。

でその隣へ行って、日本酒を探すのだが、目指す「ワンカップ大関上撰」はなく、棚に並んでいるのは地酒ばかり。一番安いので350円から。それでも良いのだが、どうせなら、味のわかっている大関上撰でないと、、。

時間はない、諦めずに探す。行ったり来たり、、。なんと、一番隅っこの、しかも一番重箱の隅をほじくるあたりに、地酒以外の全国銘柄は「片づけられ、押し込まれて」あるのです。上撰も。

235円。ようやく納得して、金を払い、ホームへ急ぐ。隣には娘さんがいたが、構わずすぐ開けて、すぐ食べる。

いや、この「松前寿司」のうまいこと! いわゆる鯖寿司を厚い昆布で巻いてあるのだが、ボリュームがあるので、半分でもいいかと思って一切れずつかぶりつく。昆布と鯖と酢飯が絶妙の組み合わせ! 最高。とうとう最後まで食いつくした。

それにしても、あの土産物店の、あの展示、どう思う? あれで、お客中心主義なのか? 不愉快。

(KK西研究所・所長 西 順一郎)