この本は面白いよ。ただ、Amazonの書評、所感を見ればわかるように、人によって、最高と最低の両極端に分かれるところがいい。分からん人には分からん。
漢字かな交じり文というのがあったが、これは中国語交じり日本語小説。井辻さん、杉さん、上沢ユウキくんらの読後感もぜひ聞いてみたい。
易しい英語で「ROMAN HOLIDAY」がとても良かったので、このお盆は、おなじシリーズで「ロビンソン・クルーソー」を読んでみた。受験英語しか知らない自分が、今頃になって、長文の英語の小説で、こんな場合、英語ではどう表現するのかを「味読」しながら、楽しんでいる。
と同様に、この「猫になる」も、「へぇ、中国語ではこんな時こう言うの?」と驚きながら読んでいくところが何とも楽しい。発音は分からんが、、。
(KK西研究所・所長 西 順一郎)