湯河原の NEW WELCITY ホテルから930の送迎バスに乗り、湯河原駅から伊豆山神社までタクシー15分、2330円。 境内でタクシーを降りると、すぐ左に、その昔 若き頼朝と北条政子があいびきをしたという腰掛石が保存されている。
伊豆山神社は、実は50年前、1964年(S39)に、佳恵との新婚旅行で訪れたところ。その時は、頼朝のことは全く知らなかった。ただホテルの近くにあったから登っただけ。
ともかく50年ぶりなので、初めて来た感じだったが、一つだけ覚えているのは、行き戻り、たしか参道の下を、JR東海道線の電車が走っていたこと。今回もあちこち境内からそれらしい線路を探すのだが、まったく見当たらない。
道端に、下の海岸から、ここまで890段とか立札があって、その見取り図に東海道線が二本、だいぶ下のほうに書かれていた。今回は、本殿までタクシーで来てしまったからね。
上からちょっと降りると、左側に行者・役の小角の祠があり、足腰の弱い人から信仰を集めている。そこからもう少し降りると、熱海駅行きのバス停があった。
駅まで190円。遠くはないのだが、その道路が、アップダウンだけでなく、左右にも激しく傾く道で、こんなところを走る定期バスがあるのか、さすが熱海だわいとびっくりした。熱海から湯河原は一駅。
(KK西研究所・所長 西 順一郎)