台風が来る!
6.20 金 1100 / 休暇村南阿蘇 MGシニア 博多シーガル 092-931-3737 94,500
6.21 土 900 休暇村南阿蘇 MGシニア 博多シーガル 096-762-2111 会場
6.22 日 900 / 休暇村南阿蘇 MGシニア 河合小沢 096-762-2111 会場
6.20~22(金土日)は、第二回九州MGシニア(於いて南阿蘇)だった。参加者は、15名予定のところ、16名とオーバーして、さすが最近の九州MG界の底力・勢いを思わせる。
さて、この一週間ほど前から、南方海上に台風6号が発生し、ちょうど飛行機で飛ぶ6/19には、ずばり博多に来そうな形勢になってきた。
6.19 木 1600 旧 東京 福岡1740 JAL375 西順一郎65 9,300
台風が19日に博多に来そうなことがはっきりしてきたのは二日前の17日ごろで、とりあえず主催者の博多の河合さんに電話して「どうかなぁ?」と打診してみると、「まぁ、大丈夫じゃないですか」となぜかのんびりしている。
しかし心配性の僕は、その後も神経質にテレビの台風情報をウオッチし続けていると、形勢はいよいよあやしい。
こういうとき、私がやる手は、とにかく一日前に移動してしまうことだ。幸い、18~19と仕事らしい仕事は入っていなかったので、19日の飛行機をキャンセルして、1日早く新幹線で博多入りしてしまうことに意思決定した。
6.18 水 1353 新 東京 博多1849 のぞみ17 13-13D禁煙
6.18 水 2222 博多ハイヤットリーゼ 泊まり 河合小沢 092-412-1234 宜しく
6.19 木 1600 旧 東京 福岡1740 JAL375 西順一郎65 9,300
そこで再び河合さんに電話して、上記の意向を説明し、ホテルを18日からの2泊に変更してくださるようにお願いした。ただし、18日夕刻のお迎えはいらない。いつも律儀な河合さんで、博多入りの日には必ず空港まで出迎えてくれるのだが、今回は、台風襲来と3日間会社をあけることの対策でいろいろと直前の準備があるだろう。
18日昼前JTB浜松町支店に行き、手持ちの航空券と、上記1353発のぞみと取り替えてもらう。こうして1400ちょっと前に、片道5時間の博多行きの車中の人となった。
車中
18日の新幹線は空いていた。名古屋から、明元素の博多女性が隣に乗り込んできた。なんでも名古屋にいる娘が産後とかで、手伝いに来たのだという。帝王切開だったという。赤ちゃんの名づけの話などでひととき盛り上がったが、長くなると悪いと思い、新神戸から空いた近くの席に僕は移動した。南阿蘇シニアに向けて少しは勉強もしておかなければいかんし、、。
5時間の長丁場だが、長く座るのは僕の特技だ。快適に新幹線を楽しんで、1849に列車は何事もなく、小雨ぱらつく博多駅に滑り込んだ。
定宿のHRホテルまでは少々距離がある。小雨模様でもあるし、フロントに電話して、「迎えのシャトルはないのか?」と聞いたら、そんなものはないという。とにかく都ホテルとアパマンカン??の間の道を歩いて来いという。もう少し良いホテルかと思っていたが仕方がない。不承不承小雨の中を歩く。
夕食
さて、ホテルの夕食がべらぼうに高いので、駅の周辺でもあるし、どこか適当な炉辺焼き屋でもあるだろうと外に出たが、意外や一人で食事するような店はおいそれとないものだ。
散々歩いていたら、ロイヤルホストがあった。博多だもんな。その隣が、なんとあのヨドカメ博多新館ではないか! これはいい。これさえあれば、明日も一日退屈することはあるまい。
まずはとりあえずヨドカメの店内を一周して、二三カタログを集め、ロイヤルに持ち込んだ。この店なら、一人でもおかしくない。さて、チャンポンにするか、ステーキが良いか。
台風当日
朝からテレビばかり見ている。テレビも、台風情報ばかりやっている。台風の中心は五島沖から壱岐の近くへ行き、対馬へ向かっている模様だ。
ホテルのご機嫌な朝食を摂り、テレビを見ているところに、新潟のnobさんから電話が入った。
「台風で、飛行機が飛ばないけど、今日はどうやって行きますか?」
「あ、すみません。それを予測して、昨日こっちへ来てしまった。」
「ガクッ」
「東京へ出て新幹線で来れば、夜の前夜祭にはなんとか間に合うんじゃないかな?」
悪かった、悪かった。自分のことばかり考えていて、nobさんにひとこと電話するのを忘れていた。申し訳ない。許せゆるせ。
朝食後、散歩をかねて、ヨドカメに本格的に行く。外へ出てみると、雨まじりの強風。一度、強風で、傘を持ったまま、全く前に進めなくなった。なるほど、これが突風というのか。
台風は、昼ごろがピークのようだった。ホテルのすぐ右隣にコンビニがあったので、風雨の中、覚悟して昼飯仕入れに走った。ズボンはぐっしょり。
台風当日
二時、三時になると雨もやみ、明るい雲間も見えるようになった。台風は博多直撃ではなく、思ったより北よりに、対馬からプサン方面へ行ってしまった。窓 から見える木々の揺れもいつの間にか治まっていた。
1900から、いつもの居酒屋で前夜祭。迷惑をかけたnobさんも、なんとか2000には合流して、繁枡で乾杯。
◆
翌朝は、朝0740に河合さんがナビ付の車でホテルに迎えに来てくれた。九州自動車道を一気に南下、熊本空港のすぐ南の道を南阿蘇の俵山峠に向けて快走する。アイルランド風の景色を楽しみながら、1000過ぎには本日のMGシニア会場「国民休暇村南阿蘇」に滑り込むことができた。
ゴツゴツとのこぎりのような根子岳(1408m)が青空の中に大きくそびえていた。
(KK西研究所・所長 西 順一郎)
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